音楽考察感

購入したCDやレコードのレビューと言うかなんというか


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    2017年12月

    今夜のご紹介はこちら。

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    ブラジルの女性シンガー、Carla Bezerra(カルラ・ベゼーハ)のアルバム「Meu Amanha」です。
    Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)とかTim Maia(チン・マイア)のカバーしてるみたいで、なんか良さそうだなってことで買った1枚。この方、ブラジルはサンパウロで活動しているベテランシンガーだそうでDani Gurgel(ダニ・グジュエル)とも交流があるみたい。こちらがファーストアルバムです。


    収録は全12曲。
    1. Veneta 
    2. Retrato Marrom 
    3. Na Primeira Manhã  
    4. A Bela e a Fera 
    5. Agora Tá 
    6. Quarenta Anos 
    7. Não Enche 
    8. A Linha e o Linho 
    9. Meu Amanhã  
    10. Borbulhas de Amor 
    11. Não Vou Ficar 
    12. Sweet Child O'Mine 


    調べるとけっこう有名な名曲を多くカバーをしてるみたいです。

    Chico Buarque(シコ・ブアルキ)とEdu Lobo(エドゥ・ロボ)の曲をジャズボッサでカバーした1、Ney Matogrosso(ネイ・マトグロッソ)の曲をラテンジャズな雰囲気でカバーした2、Alceu Valenca(アルセウ・ヴァレンサ)の曲を透明感のあるサウンドでカバーしたブラジリアンジャズギターが気持ちいい3、Edu Loboの曲をサックス、フルートなどのホーン入りでジャジーにカバーした4、色んな人がカバーしてる名曲をジャズサンバで5,Altay Velosoのサンバをしっとりと6、Caetano Velosoの名曲をホーンとエレビ入りのAORアレンジでナイスカバーな7、 Gilberto Gil(ジルベルト・ジル)の曲をムーディーなサックス入りでアコースティックにカバーした8、ファンキーなベースの入るアレンジがかっこいいLenine(レニーニ)のカバー9、爽やかアコースティックアレンジのJuan Luis Guerra(フアン・ルイス・ゲラ)のカバー10、 ホーン隊がファンキーなTim Maiaのカバー11、ラストはなぜかGuns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)のアコースティックギターのアンサンブルが美しいアレンジでナイスカバー。

    全体的にジャジーなアレンジで洗練されていて新鮮に聞けるアルバム。しつこくない歌い方でとても好みです。
    次のアルバムも楽しみ。

    ジャジーなMPBが好きの方におすすめです。
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    アンビエントシンセ夫婦デュオ、Emerald Web(エメラルド・ウェブ)の「Whispered Visions」です。

    よく知らなかったんですけど、おもしろ音楽でおなじみのFinders Keepersというレーベルからの発売でTangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)系のコズミックシンセだということだったので試しに買ってみました。

    Bob StohlとKat Eppleの夫婦デュオで、こちらは80sに自主制作で作ったカセットテープのアナログ再発盤とのこと。このデュオはナショナル・ジオグラフィックやアップルコンピュータ、NASAなどのドキュメントの音楽制作でエミー賞などいろいろ受賞しているようです。確かに聴くとナショジオ感あります。その他にも映画からプラネタリウムの音楽まで幅広く手がけていたようです。残念ながら旦那さんのBob Stohlは90年に亡くなっているので、現在は活動してませんが、奥さんのKat Eppleはソロで色々活動しているようです。


    収録は全7曲。
    1. Jupiter Stone
    2. Ice Caves
    3. Starsail
    4. Stargate
    5. Mistress Ship
    6. Air Smith (Part One)
    7. Air Smith (Part Two)

    Personnel:
    Bob Stohl - Performer, Synthesizer, Audio Engineer, Lyrics
    Kat Epple - Performer, Synthesizer, Audio Engineer, Percussion, Flute, Composed 
    Jonn Serrie - Synthesizer 
    Ben Carriel - Percussion

    曲タイトルからも分かる通り聴いてると宇宙に飛んできそうになるまさにコズミックシンセサウンドといった感じ。フルートなどの生音と色々な種類のアナログシンセの音が重なり合って宇宙的なサウンドスケープを作り出してます。Bob Stohlは木管楽器とシンセサイザーのハイブリッド楽器といわれる"Lyricon"という珍しいものも使っています。

    メロディアスなシンセとフルートが入るニューエイジ的な1,光りに包まれてるようなシンセに有機的なフルートが絡んで宇宙に連れて行かれそうになる2、ピカピカとしたシンセがまさに宇宙船の中にいる気分になる個人的ベストのアンビエント3、尺八的な音のLyricon?とミニマルなシンセが不思議な雰囲気のアンビエント4、アコギとフルートがメロディアスな5、フルートの合奏にリバーブの効いたヴィブラフォンとシンセが入る6、重厚なシンセとタイコの壮大なオーケストレーションで終わる7。

    これをプラネタリウムとかで聴いたらぴったりでしょうね。気持ちよすぎです。

    ナショジオ、宇宙、アンビエント、シンセ、電子音楽好きにおすすめです。
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    ドイツのフリーインプロユニット、Sky Walkingのアルバム「Sky Walking」です。

    メンバーはChristian Naujoks、Peter M,Kersten(Lawrence)、Richard Von Der Schulenburg(RVDS)という3人。LawrenceはDialというエレクトロニックレーベルのオーナー兼アーティスト、Christian Naujoksも何枚かソロ作だしてるエレクトロニックアーティスト、RVDSもレーベルオーナーでエレクトロニックなソロ作品も出してます。この3人が心の赴くまま特に何も考えずに始めたセッションを録音したのがこの作品らしいです。グループ名は大好きなTheo Parrishの曲名から取ったみたい。


    収録は全9曲。
    1. Departures
    2. Our Literal Speed
    3. Sky Skye 
    4. Auroville 
    5. Pauline  
    6. Crystal Robe 
    7. Valentine Draft 
    8. Conversation Piece 
    9. Paradise

    Personnel:
    Christian Naujoks - Guitar [Prepared Guitars], Double Bass, Percussion, Voice [Voices] 
    Richard von der Schulenburg - Synthesizer [Analogue Synthesizers, Moog Delay], Effects [Sound Effects] 
    Peter M. Kersten - Vibraphone, Steel Drums [Steel Drum], Synth [Kurzweil Synth], Zither 

    何ていうんでしょうね。それぞれが自由に楽器をいじって音で会話をしてるような印象の作品。実際に曲中でも普通になんか喋ってたり笑ってたりします。けっこう実験的で、4つ打ちもストレートなアンビエントもないので、このメンツから想像する音とはちょっと違うかもです。

    適当に始まるセッションが途中からベース、シンセ、ヴィブラフォンの絡んだ気持ちいいミニマルになる1、ミニマルなシンセに温かい音色のヴィブラフォンが気持ちいいアンビエントな2、不規則に入る不穏なシンセとユーモラスな響きのヴィブラフォンが不思議な3、フロアドラムと不規則に入るパーカッションに浮遊感のあるシンセとヴィブラフォンが絡む実験的なアンビエント4、ドローン的なシンセの上でプリペアド・ギターとなんだかよくわからないパーカッションがガチャガチャ鳴ってるアヴァンギャルドな5、ノイジーなシンセとシンセベースが会話をしてるような聴いてるとなぜか宇宙船が思い浮かんだ6、ホワンホワンとしたシンセの上で不規則になるパーカッションが不穏な雰囲気の7、シンセの上でプレパレード・ギターが暴れてるアヴァンギャルドな8、ポリリズムなタイコと鳥の声にシンセとビブラフォンが絡む聴いてると気持ちよくなってくるミニマルな9でラスト。

    ほんとに何も考えてない自由なセッションと言った感じで、結構アヴァンギャルドな曲も多いですし、いわゆるアンビエント/エレクトロニカ作品というのが好きな人にはあんまり向かないかもですが、実験音楽とか前衛音楽が好きな人けっこう面白く聞けると思います。

    個人的にはなんだかクセになる作品で結構好きです。
    シンセの入った即興音楽っていうのは面白いですね。

    シンセ、実験音楽、現代音楽が好きな人におすすめです。


    今日はレコード針を新しいのに交換したんでなんだかいい音でした。
    やっぱり針はちょこちょこ交換しないと。
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