今日ご紹介するのはこちら。


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Har-You Percussion Group(ハー・ユー・パーカッション・グループ)の同名アルバムのLP。
1969年発売のニューヨークのラテンジャズ作品です。

これもなんかよくわからずジャケの雰囲気が良さそうだったので買ったんですけど、調べてみると荒れてたゲットーのアフリカン・アメリカンの少年たちを復興させる貧困撲滅プロジェクト「Harlem Youth Opportunities Unlimited Inc.」の一環で、元ゲットー出身者のミュージシャンたちが音楽を教えてたらしく、そこでパーカッショニストの大御所Montego Joe(モンテゴ・ジョー)の手ほどきを受けて結成したのがこのグループらしいです。

結構その界隈では有名な作品らしく、オリジナルは200ドルオーバーのいわゆるレア盤。
世界中のDJに愛されてるらしいレアグルーヴとのこと。

これはもちろん再発でUbiquitousから発売された物。
きれいなクリアグリーンのカラービニール盤です。(カラービニール好き。)

収録曲は全7曲。(CDの方が収録曲多いみたいです。)

A1. Feed Me Good(Nick Kirksey)
A2. Barrets Bag (David (Mousie) Edmead)
A3. Ngoma (Montego Joe)
A4. Oua-Train (Montego Joe, Nelson Sanamiago)
B1. Welcome to the Party(Nick Kirksey)
B2. Santa Cruz (Antonio Santa Cruz, Dennis Taitt)
B3. Tico (David (Mousie) Edmead)


内容はパーカッションのポリフォニーが気持ちいいアフロキューバンをベースにブルースやオーセンティックなジャズの要素も入ったラテンジャズ。

A1のブンブンベースからのブルースっぽい歌とラテンパーカッションの絡みがやばい「Feed Me Good」がかっこよすぎてかなりしびれます。

B1の「Welcome to the Party」もDJがかけたらそりゃ盛り上がるだろって感じのピアノとパーカッションのコンビネーションが最高なラテンジャズ。

なんていうのか初期衝動というのか演奏は荒いんですけど、アツい演奏に思わず体が動いてしまいます。ニューヨークのラテンってジャズ要素が強いんで好きなんですよね。なかなかいいアルバムです。

あと、ふと思ったのは、内容がいいのはもちろんなのですが、ああいう結成の経緯があるからこのレコードの価値が高まってるのかもしれませんね。たまにありますよねこういうレコード。



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