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イタリア人アルトサックス奏者、Cristiano Arcelli(クリスティアーノ・アルチェッリ)のアルバム「Solaris」です。

イタリア人アルトサックス奏者のトリオだということしか知らなかったんですけど、UFOジャケだったらハズレはないだろうと買ってみました。

この方、ペルージャの音楽院でクラシックのサックスを学んだ正統派でGabriele Mirabassi(ガブリエーレ・ミラバッシ)に師事していたとのこと。イタリアのバルガ・ジャズ・コンテストでは二度も優勝してる実力者らしいです。

収録は全11曲ですべてオリジナル。

1. Solaris
2. Thanks for Your Kind Attention 
3. Artificial Flower
4. Artificial Florist 
5. G 
6. Near Solaris 
7. B 
8. R 
9. S 
10. The Take
11. Far from Solaris 

Personnel:
Cristiano Arcelli (as)
Stefano Senni (b)
Bernardo Guerra (ds)


珍しいピアノレスのアルトサックストリオで、全体的に変則的なリズムと独特のメロディーで面白いです。クラシックやってたから現代音楽とか好きだったんですかね。スイングしてノリノリ分かり易い系ではなく有機的で物語性のあるようなサックスを吹く人だなと言った印象。オーネット・コールマン(Ornette Coleman)とかウェイン・ショーター(Wayne Shorter)辺り好きな人は気に入るんじゃないですかね。ショーターもSF好きですし、このジャケやタイトルからしてこの人もそっち系好きそう。他の曲タイトルもなんか変ですし、どういうコンセプトなんでしょうね(笑)

ドラムのBernardo Guerra(ベルナルド・グエッラ)はStefano Bollani(ステファノ・ボラーニ)とも組んでる実力派。変拍子ばりばりで変なリズムを叩いてて面白いです。ベースのStefano SenniもEnrico Rava(エンリコ・ラヴァ)のグループなどで活躍してるようです。

1曲目「Solaris」は音像がコロコロ変わる変なメロディーの曲。こういうの好きです。

3曲目「Artificial Flower」は出だしに変なリズムで入りますけど、ソロとかはけっこう普通の4ビートジャズだったり、途中でリズムが変わったりで独特。

4曲目「Artificial Florist」スローでちょっと寂しげな曲。

5曲目「G」も変なリズムのドラムとずっと三拍子のベースの上で吹きまくるサックスが面白いです。キメキメだったりでプログレみたいな感じ。

9曲目「S」はサックスが物憂げな曲。

10曲目「The Take」は出だしにメッチャクチャかっこいいドラムブレイクが入ってます。途中のドラムも叩きまくっててかっこいい。

ラストの「Far from Solaris」はアヴァンギャルドなドラムとベースに不思議で美しいメロディーのサックスがいい感じ。

正統派なジャズの要素ありつつ、アヴァンギャルドだったりプログレっぽかったりでなかなかおもしろかったです。イタリアジャズも色んな人が出てきますね。

ちょっと刺激のあるジャズを探してる方にオススメです。



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