音楽考察感

購入したCDやレコード+Amazon Music Unlimitedで聞いた音楽のレビューと言うかなんというか


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    タグ:エレクトロニック

    今夜はこちらをご紹介。

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    80年代のイタリアライブラリーミュージック作家、AlfalunaことLuana Fazzuoliという方のアルバム「Commenti Musicali - Spaziali - Suoni Dal Futuro Vol. 1&2」です。

    1988年に発売されたオブスキュアなライブラリーミュージックの再発盤とのことで、内容もよく知らなかったんですけど、このジャケのライブラリーミュージックなら間違いなく好きな盤だろうと思って買ってみました。

    写真はVol.1ですが、Vol.2も同時に出てたので両方購入。ジャケ画像は左下の数字以外全く一緒です。オリジナルのマスターテープからリマスターされてるようです。

    調べてみるとどうやら80年代に宇宙やエイリアン系のスペシャルTVプログラム用に作られた音源らしいですけど、それ以上はよくわかんなかったです。クラウトロックやアンビエント、タンジェリン・ドリームあたりをヒントに作られたとかも書かれてました。
    オリジナルは結構なレア盤のようで100ドルオーバーの値段がつけられてました。


    収録はそれぞれ全10曲。すべて3~4分ほどの長さのトラックです。

    Vol.1
    A1    Viaggio Nell'Universo   
    A2    Creature Metalliche   
    A3    Stelle Sconosciute   
    A4    Presenze Aliene   
    A5    Mondi Di Ghiaccio   
    B1    Leggende Di Altri Mondi  
    B2    Incontro Ravvicinato   
    B3    Ossessione Dello Spazio  
    B4    Pianeti Del Mistero 
    B5    Rampa Di Lancio


    Vol.2
    A1    Rotta Per L'infinito 
    A2    Dialogo Di Robot  
    A3    Navigazione Spaziale  
    A4    Computer Di Bordo 
    A5    Verso L'ignoto  
    B1    Odissea Stellare  
    B2    Gocce Spaziali  
    B3    La Conquista Dello Spazio 
    B4    Nebbia Cosmica   
    B5    I Satelliti



    レコードショップではTangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)やNeu!(ノイ)、Brian Eno(ブライアン・イーノ)あたりが好きな人にオススメとか書かれてましたけど、もっと実験的でシンプルな電子音楽が多いですし、あんまりストレートなアンビエントって感じの曲も少ないので、BBC Radiophonic Workshop(BBCレディオフォニック・ワークショップ)あたりの電子音楽が好きな人なんかの方がしっくりくるような気がします。

    内容はジャケ通りの宇宙系シンセなエクスペリメンタルミュージック。
    ロボットが喋ってるようなピコピコトラックや、宇宙をUFOに乗って飛びかってるような音楽、宇宙ステーションから宇宙を眺めてるような気分になるような曲まで、かなりスペーシー。SF番組にはぴったりでしょうね。暖かいシンセ音で大好きです。

    タイトル訳してみると「宇宙の霧」や「宇宙征服」、「ロボットの対話」などになってました。素敵。

    イタリアフィレンツェ製のレコードとのことで透明の外カバーは蓋付きでレコード会社の型押しが入ってました。こういうちょっとしたこだわり好き。

    シンセ/電子音楽好きにおすすめです。

    本日のご紹介はこちら。

    fractal

    エレクトロニックアーティスト、Fractal SkullsのLP「Rayleigh Scattering」です。
    なんで買ったか覚えてないシリーズ。

    調べてみたらイギリスはバッキンガムシャー出身のChris Smithと言う人のソロプロジェクトっぽいです。楽器も打ち込みも全部一人でやってて、基本はギター、打ち込み、フィールドレコーディングなんかを使ったミニマル~ドローン~アンビエント。クラウトロック的なものも入っててなかなかおもしろい作品。B6にだけボーカルゲストが入ってます。


    収録は全14曲。
    A1 The Fog
    A2 Echo Returns
    A3 Foreign Bed
    A4 Enjoy Your Trip
    A5 Operator 
    A6 Rhodes Left
    A7 Slow Burn
    B1 Sibenik City
    B2 The Transitional Phase
    B3 Anyone Tonight
    B4 Ny Subway
    B5 Rayleigh Scattering
    B6 Good Girl
    B7 Medication 

    電子音の重なりが気持ちくてどっかにふっ飛ばされそうになるミニマル「Foreign Bed」、「The Transitional Phase」、「Anyone Tonight」、鳥の声のフィールドレコーディングに浮遊感のある電子音、キーボード、声が重なって気持ちいいアンビエント「Good Girl」、ラストの深海にいるみたいな気分になるドローン/アンビエント「Medication」なんか最高です。「Rhodes Left」はチープなドラムとミニマルなギターリフが重なり合うクラウトロック的トラック。これも好き。

    これは意外な掘り出し物。

    浮遊感のあるエレクトロニック~ミニマル~アンビエント系が好きな人におすすめです。

    本日のご紹介はこちら。

    chr
    カナダのサウンドアーティスト、Christopher Bissonnetteの3rdアルバム「Essays In Idleness」のLPです。
    シカゴのアンビエントやエクスペリメンタル作品を出してるKrankyというレーベルからリリースされた2014年作品。
    タイトルが徒然草だったのとなんとなく雰囲気のあるジャケだったので、よくわからなかったんですけど買ってみました。

    カナダの大学でビデオとマルチメディアを学んだ人のようで、映像とサウンドを結びつけた作品を作っていたらしいです。純粋な音楽家というより芸術家に近い人なのかもですね。Thinkboxというアート集団の創立メンバーで、アートギャラリーや音楽会場なんかの環境音楽やビデオなども作ってたみたい。


    収録は全8曲。

    1. Greenish In Its Light
    2. A Deplorable Corruption
    3. Entanglements
    4. Delusions
    5. Missing Chapters
    6. Uniformity Is Undesirable
    7. Another Moving Sight
    8. Wasting A Little Time

    フィードバックノイズや浮遊感のあるシンセが気持ちいいアンビエント/ドローン作品でした。瞑想なんかに合いそうな感じ。いろんなタイプのノイズが入ってますけど、あんまり耳障りなものはないですし、音色も比較的明るいので聞きやすいタイプのアンビエント/ドローンだと思います。音源を自作アナログシンセに入れて作った実験的な作品らしいので、それで温かい雰囲気なってるのかもですね。

    1曲目「Greenish In Its Light」や7曲目の「Another Moving Sight」なんかは明るい音色で多幸感のあるアンビエントでけっこう好きです。

    3曲目「Entanglements」はピカピカしたシンセの音で聴いてるとどっか飛んでいきそうな感じ。気持ちいいです。

    4曲目「Delusions」ざらついたノイズと宇宙を感じる壮大なシンセで聴いてるとしびれてくる感じのドローン。

    5曲目「Missing Chapters」は4曲目に似た感じですけど、ノイズが減ってさらに深いところに入っていく感じ。ちょこちょこ入る明るい音色のシンセの音が遠くで光る明かりのように感じます。

    8曲目「Wasting A Little Time」は細かいフィードバックノイズとポワポワしたシンセの音で温かい気持ちになります。

    聴いてると宇宙が見えてくるような深海にいるような感じのそんな音楽。SF映画なんかにも合いそう。冬の静かな部屋でこういう作品に浸るのもいいですね。

    優しい音のアンビエント好きや宇宙的なドローン好きの方におすすめです。

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