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スペインのテクノポップバンド、Aviador Droの85年作「Cromosomas Salvajes」の未発表曲入り再発LPです。


スペインのテクノポップのパイオニアとして知られるバンドの4thアルバムの再発盤です。新装ジャケ、イエロービニール仕様でリマスターもされているようです。
名前は聞いたことあったんですけど、あんまりちゃんと聞いたことなかったので買ってみました。初期にはArturo Lanz(アルトゥーロ・ランツ)というその筋では有名な方も参加してたバンドです。

収録は全9曲。(CDの方が収録曲多いです)

A1. Himno Aéreo 
A2. La Ciudad En Movimiento 
A3. Aelita 
A4. Tejidos 
B1. El Color De Tus Ojos Al Bailar 
B2. Aterriza En Mí 
B3. Autoduelo 
B4. Cromosomas Salvajes 
B5. Europa Arde En Mi Interior


音的にはけっこうKRAFTWERK(クラフトワーク)辺りに影響受けてるように感じます。ややパンキッシュな感じのボーカルが入ったり、ロック色の強い曲があったりするので、全体的に受ける雰囲気はDIVO辺りのほうが近いのかも。このアルバムが一番成功したアルバムのようでファンの人気曲も多数入ってるとのこと。確かに全体的にポップで変に尖りすぎてる曲もないのでとても聞きやすいです。

A1「Himno Aéreo」はシンセドラムと、シンセリフ、ファンキーギターが絡み合う思わず体が動くシンセファンク。ベースシンセのリフはクラフトワークの「The Robots」ですね。

A2「La Ciudad En Movimiento」はスペーシーなシンセから始まって壮大な雰囲気からの16ビートのドラムやボーカルが入る展開など凝ってて面白いです。

A3「Aelita」はロッキンなギターがかっこいい疾走感のあるナンバー。

B1「El Color De Tus Ojos Al Bailar 」は変なコーラスとシンセで始まる男女ボーカルのシンセポップ。ピロピロ入るアナログシンセの音が気持ちいい。

B2「Aterriza En Mí」はファンキーなギターカッティングが入るポップなシンセファンク。途中に金属音みたいな音とか暴動的な声が入るので物騒な曲なのかもです。

B3「Autoduelo」はロックなドラムとパンクなボーカルが入る一番パンクを感じるナンバー。

A4「Tejidos」はシングルのB面曲、B5の「Europa Arde en mi interior」はユーロビジョン・ソング・コンテスト用の未発表曲なので、オリジナルには未収録です。「Tejidos」は冷たいシンセファンクでけっこう好きです。

スペイン語のテクノポップっていうのはなかなか珍しいので新鮮に聴けます。
再発LPは見開き仕様でポストカードが1枚ついてました。

シンセポップ、テクノポップ好きの方におすすめです。