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ドイツのフリーインプロユニット、Sky Walkingのアルバム「Sky Walking」です。

メンバーはChristian Naujoks、Peter M,Kersten(Lawrence)、Richard Von Der Schulenburg(RVDS)という3人。LawrenceはDialというエレクトロニックレーベルのオーナー兼アーティスト、Christian Naujoksも何枚かソロ作だしてるエレクトロニックアーティスト、RVDSもレーベルオーナーでエレクトロニックなソロ作品も出してます。この3人が心の赴くまま特に何も考えずに始めたセッションを録音したのがこの作品らしいです。グループ名は大好きなTheo Parrishの曲名から取ったみたい。


収録は全9曲。
1. Departures
2. Our Literal Speed
3. Sky Skye 
4. Auroville 
5. Pauline  
6. Crystal Robe 
7. Valentine Draft 
8. Conversation Piece 
9. Paradise

Personnel:
Christian Naujoks - Guitar [Prepared Guitars], Double Bass, Percussion, Voice [Voices] 
Richard von der Schulenburg - Synthesizer [Analogue Synthesizers, Moog Delay], Effects [Sound Effects] 
Peter M. Kersten - Vibraphone, Steel Drums [Steel Drum], Synth [Kurzweil Synth], Zither 

何ていうんでしょうね。それぞれが自由に楽器をいじって音で会話をしてるような印象の作品。実際に曲中でも普通になんか喋ってたり笑ってたりします。けっこう実験的で、4つ打ちもストレートなアンビエントもないので、このメンツから想像する音とはちょっと違うかもです。

適当に始まるセッションが途中からベース、シンセ、ヴィブラフォンの絡んだ気持ちいいミニマルになる1、ミニマルなシンセに温かい音色のヴィブラフォンが気持ちいいアンビエントな2、不規則に入る不穏なシンセとユーモラスな響きのヴィブラフォンが不思議な3、フロアドラムと不規則に入るパーカッションに浮遊感のあるシンセとヴィブラフォンが絡む実験的なアンビエント4、ドローン的なシンセの上でプリペアド・ギターとなんだかよくわからないパーカッションがガチャガチャ鳴ってるアヴァンギャルドな5、ノイジーなシンセとシンセベースが会話をしてるような聴いてるとなぜか宇宙船が思い浮かんだ6、ホワンホワンとしたシンセの上で不規則になるパーカッションが不穏な雰囲気の7、シンセの上でプレパレード・ギターが暴れてるアヴァンギャルドな8、ポリリズムなタイコと鳥の声にシンセとビブラフォンが絡む聴いてると気持ちよくなってくるミニマルな9でラスト。

ほんとに何も考えてない自由なセッションと言った感じで、結構アヴァンギャルドな曲も多いですし、いわゆるアンビエント/エレクトロニカ作品というのが好きな人にはあんまり向かないかもですが、実験音楽とか前衛音楽が好きな人けっこう面白く聞けると思います。

個人的にはなんだかクセになる作品で結構好きです。
シンセの入った即興音楽っていうのは面白いですね。

シンセ、実験音楽、現代音楽が好きな人におすすめです。


今日はレコード針を新しいのに交換したんでなんだかいい音でした。
やっぱり針はちょこちょこ交換しないと。