音楽考察感

購入したCDやレコード+Amazon Music Unlimitedで聞いた音楽のレビューと言うかなんというか


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    タグ:プログレ

    本日の1枚はこちら。

    sen


    イタリアのプログレバンドSensations' Fixのデビューアルバム 「Fragments of light」です。74年作品。

    Cluster(クラスター)好きにもオススメと書かれてたので、よく知らなかったんですけど、買ってみました。
    こちらは2013年に再発されたもの。近年はサンプリングされたりで再評価されての再発だったみたいです。2012年には未発表音源集も発売されています。オリジナルは結構高いみたい。

    メンバーはRichard Ursillo(Bass)、Keith Edwardsuitar(Drums, Percussion)、Franco Falsini(Vo,Guitar, Synthesizer)の3人。ジャケにRobert Fripp(ロバート・フリップ)へ向けた「ここにもヘブンリーミュージックがあるよ」的なメッセージがあるので、Fripp&Enoの影響を受けてるのかもですね。Fripp&EnoのNo Pussyfootingが73年ですし。

    ベースのRichard UrsilloはイタリアのジャズロックバンドCampo Di Marteの元メンバーらしいです。「CONCERTO ZERO - LIVE 1972 / 2003」と言う発掘音源的なアルバムに参加情報がありました。ドラム以外のメンバーは存命みたいですけど、目立った情報は見つけられなかったです。


    収録は全11曲。
    A1 Fragments Of Light
    A2 Nuclear War In Your Brain
    A3 Music Is Painting In The Air
    A4 Windopax And The Stone Sender
    A5 Space Energy Age
    A6 Metafel + Mafalac
    B1 Space Closure
    B2 Music Without Gravity
    B3 Do You Love Me?
    B4 Life Beyond The Darkness
    B5 Telepathic Children

    内容的には折り重なった浮遊感のあるスペーシーなシンセにギターや曲によってボーカルの入るサイケ/プログレと言った感じ。74年のイタリアでこの内容はかなり独特だったのではないかと。Clusterとは全然違いますけど、たしかにどこか通じる気持ちよさはあります。

    重ねたシンセとアコギの上で歪んだギターがゆらゆらと入る最高に気持ちいい「Music Is Painting In The Air」、シンプルなドラムマシーンの上にシンセ、ギターとボーカルが入るCAN的なサイケな雰囲気がある「Spacer Energy Age」、ビヨーンビヨーンな音のシンセと手数の多いプログレらしいドラムがかっこいいプログレワルツ「Space Closure」、浮遊感のあるシンセにエコーの効いたギター、ドコドコしたドラムが入った催眠的な気持ちよさのある「Windopax And The Stone Sender」、折り重なったシンセ音にギターがまさに天国的な「Telepathic Children」も最高。

    あんま知られてないかもですけど、これはなかなか掘り出し物。気持ちいいので繰り返し聴けます。中心人物のFranco Falsiniはアンビエント系のサントラも1枚発売してるようなので、そちらも気になります。

    シンセなプログレ系好きな人におすすめです。

    本日のご紹介はこちら。

    terco

    ブラジリアンプログレバンド、O Terco(オ・テルソ)のセカンドアルバム「O Terco」です。

    ブラジルでプログレということでなんか面白そうだなってことで買った1枚。

    こちらは再発LPですけど、オリジナルはけっこう高値で取引されてるようです。
    ジャケからしてなんかヤバそうな雰囲気。


    収録は全8曲。
    1. Deus 
    2. Você Aí  
    3. Estrada Vazia 
    4. Lagoa das Lontras 
    5. Rock do Elvis   
    6. Adormeceu
    7. Amanhecer Total Medley: a) Cores b) Despertar Pro Sonho c) Sons Flutuantes d) Respiração Vegetal e) Primeiras Luzes no Final da Estrada f) Cores Finais
    8. Tributo Ao Sorriso


    思ったよりギターが歪んでてハードロック色が強い曲が多かったです。
    A面はプログレ感がそれほどないんでなんだかCreamあたりを聞いてる気分になりました。

    ロッキンなピアノが入るロックンロールソング「Rock do Elvis」、コーラスとギターのアルペジオが美しいCSN&Y的なフォークロック「Estrada Vazia」とかあんまりハードなのよりこっちが好きです。A面ラスト「Adormeceu」とB面ラスト「Tributo Ao Sorriso」はオリジナルには入ってないようです。ジャケの曲目にも書いてないんですけど、何故か入ってました。謎です。この2曲はフルートやコーラス、ストリングが美しいソフトロックって感じでかなり好き。調べてみたら60年代末頃にEPのみでリリースされたレア音源のようです。

    オリジナルではB面全面に入ってる組曲の「Amanhecer Total Medley」は前半には女性ボーカルやパーカッション、シンセ、美しいシンフォニック・ギターが入る幻想的なサイケで後半はハードなギター、オルガンなどの入る展開のもろプログレな曲でかなりかっこいいです。これでオリジナル高いのかも。

    ちなみにこの時期のこのグループにはVinicius Cantuaria(ヴィニシウス・カントゥアリア)がドラムで参加してるようです。これはけっこう意外。MODULO 1000のLuiz Paulo Simasもゲスト参加。

    ハードなギターロック、プログレ好きの方におすすめです。

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