音楽考察感

購入したCDやレコードのレビューと言うかなんというか


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    ca


    ブラジルの女性シンガー、Carol Serdeira(カロル・セルデイラ)のアルバム「Lembrete」です。

    ミナス出身には珍しいサンバジャズ女性シンガーとのことでなんか良さそうだったので買ってみました。
    調べてみましたが、プロフィールなど出てこないので、どんな人かはイマイチわかりません。
    ライブ・フェスなんかでは活動してるみたいで、こちらファーストアルバムとのこと。


    収録は全6曲。ミニアルバムって感じですかね。
    1. Olhou Pra Mim(Ed Lincoln e Silvio Cesar)
    2. Ainda e Tempo de Ser Feliz (Samy Erick e Juliana Stanzani)
    3. Samba Pra Morrer (Roger Resende e Juliana Stanzani)
    4. Lembrete.Marcelo (Correa e Kadu Mauad )
    5. Por Causa de Voce (Tom Jobim e Dolores Duran)
    6. Toda Silencio.Carol Serdeira (Breno Mendonca e Kadu Mauad )

    Pesonnel:
    Vocal – Carol Serdeira
    Tenor Sax – Breno Mendonça
    Guitar – Samy Érick
    Bass Acoustic – Bruno Vellozo
    Drums – Gladston Vieira

    ギター、サックス、ベース、ドラムのカルテットをバックに軽やかな歌い上げるサンバジャズで聴いてて気持ちいいアルバム。繊細なんだけど明るさのある声ですごい好み。曲調もサンバ、ボッサ、バラードなど色々入ってます。公式YouTubeにこのアルバムまるごと上がってました。「A HORA DO IMPROVISO convida Carol Serdeira」というタイトルの番組?に出てるライブもけっこう良かったです。

    Samy Erickって人のジャジーなギターが効いてるので、調べてみたら公式YouTubeに「Rebento」というタイトルでアルバムが上がってました。そのアルバムに参加してるドラムとサックスの人もこのアルバムに参加してるので、もともとあるブラジリアンジャズグループがバックで参加してるのかもですね。アドリブの効いたジャジーな演奏でレベル高いです。その上がってるアルバムも全曲オリジナルのブラジリアンジャズでなかなかいい感じ。

    Carol Serdeira公式YouTubeには新曲も上がってました。そちらはまたこのアルバムとは少し雰囲気が違う作風で良かったです。今年アルバムも出すようなのでそちらも楽しみ。

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    ブラジルの女性シンガー、Carla Bezerra(カルラ・ベゼーハ)のアルバム「Meu Amanha」です。
    Caetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)とかTim Maia(チン・マイア)のカバーしてるみたいで、なんか良さそうだなってことで買った1枚。この方、ブラジルはサンパウロで活動しているベテランシンガーだそうでDani Gurgel(ダニ・グジュエル)とも交流があるみたい。こちらがファーストアルバムです。


    収録は全12曲。
    1. Veneta 
    2. Retrato Marrom 
    3. Na Primeira Manhã  
    4. A Bela e a Fera 
    5. Agora Tá 
    6. Quarenta Anos 
    7. Não Enche 
    8. A Linha e o Linho 
    9. Meu Amanhã  
    10. Borbulhas de Amor 
    11. Não Vou Ficar 
    12. Sweet Child O'Mine 


    調べるとけっこう有名な名曲を多くカバーをしてるみたいです。

    Chico Buarque(シコ・ブアルキ)とEdu Lobo(エドゥ・ロボ)の曲をジャズボッサでカバーした1、Ney Matogrosso(ネイ・マトグロッソ)の曲をラテンジャズな雰囲気でカバーした2、Alceu Valenca(アルセウ・ヴァレンサ)の曲を透明感のあるサウンドでカバーしたブラジリアンジャズギターが気持ちいい3、Edu Loboの曲をサックス、フルートなどのホーン入りでジャジーにカバーした4、色んな人がカバーしてる名曲をジャズサンバで5,Altay Velosoのサンバをしっとりと6、Caetano Velosoの名曲をホーンとエレビ入りのAORアレンジでナイスカバーな7、 Gilberto Gil(ジルベルト・ジル)の曲をムーディーなサックス入りでアコースティックにカバーした8、ファンキーなベースの入るアレンジがかっこいいLenine(レニーニ)のカバー9、爽やかアコースティックアレンジのJuan Luis Guerra(フアン・ルイス・ゲラ)のカバー10、 ホーン隊がファンキーなTim Maiaのカバー11、ラストはなぜかGuns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)のアコースティックギターのアンサンブルが美しいアレンジでナイスカバー。

    全体的にジャジーなアレンジで洗練されていて新鮮に聞けるアルバム。しつこくない歌い方でとても好みです。
    次のアルバムも楽しみ。

    ジャジーなMPBが好きの方におすすめです。
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    miucha

    ブラジルの女性シンガー、Miucha(ミウシャ)のアルバム「Ao Vivo No Paco Imperial」です。

    2015年発売ですが、2000年12月にパソ・インペリアルで行われた「サンバとショーロ拍子」というシリーズのライブを収録したものです。パソ・インペリアルはリオデジャネイロにある歴史的建造物で18世紀に建設された王宮。そういう場所だからなのか、温かい曲終わりの拍手はありますが、音楽をジャマするようなお客さんの声はまったくなく、とてもいい雰囲気です。録音も生々しくて素晴らしい。

    収録曲は全17曲。

    1.Na batucada da vida (Ary Barroso / Luiz Peixoto)
    2.Pra que mentir (Noel Rosa / Vadico)
    3.Carta ao Tom / Carta do Tom (Vinicius de Moraes / Tom Jobim / Chico Buarque / Toquinho)
    4.O amor em paz (Tom Jobim / Vinicius de Moraes)
    5.Pela luz dos olhos teus (Vinicius de Moraes)
    6.Falando de amor (Tom Jobim)
    7.Maninha (Chico Buarque)
    8.João e Maria (Chico Buarque / Sivuca)
    9.Chansong (Tom Jobim)
    10.Querida (Tom Jobim) 
    11.Anos Dourados (Tom Jobim / Chico Buarque)
    12.Todo o Sentimento (Chico Buarque / Cristóvão Bastos)
    13.Resposta ao tempo (Cristóvão Bastos / Aldir Blanc)
    14.Catavento e Girassol (Guinga / Aldir Blanc)
    15.Valsa Rancho (Chico Buarque / Aldir Blanc)
    16.Pressentimento (Elton Medeiros / Herminio Bello de Carvalho)
    17.Deixa / Tem dó (Vinicius de Moraes / Baden Powell)

    ピアノ、ベース、パーカッションのトリオが基本のリラックスした雰囲気で、選曲からも分かる通りまさに集大成のステージと言った印象。いわゆる軽いだけのボサノバではなく、しっとりとしたバラードからサンバまでブラジル音楽の奥深さがわかるセットリストになっています。

    エリス・レジーナで知られるしっとりとしたスローサンバな1、哀愁たっぷりのノエル・ローザのサンバな2、ジョビンとヴィニシウス・ヂ・モライスのボッサな3、同じコンビの名バラード4、ジョビンとミウシャ名義で出した77年のアルバムにも収録していた暖かいワルツボッサの5、同アルバムに収録していたシコ・ブアルキの名曲をベースのNoveliとしっとりデュエットしている6、シコ・ブアルキのスローワルツをしっとりと7&8、ピアノのHelvius Vilelaとジョビンのユーモラスなラブソングを英語でデュエットしてる9、ジョビンのラストアルバムに入ってたジャジーな名曲10、グルーヴィーでジャジーなピアノが効いてるナナ・カイーミでも知られる13、ゲストのギンガのギターでしっとりの14、ゲストのフランシス・ハイミのピアノが暴れてて最高な15、ラストの2曲はアップテンポでノリノリの名曲サンバで締めてます。

    全17曲でボリュームもありますが、ダレることなく最後まで一気に聴けます。こんなにいいライブアルバムなかなかないような。晩年の名盤として語り継がれていきそう。

    ピアノのHelvius Vilelaにも惹かれます。荒いところもあるんだけど心にくる演奏。残念ながら2010年にお亡くなりになっているようです。

    ブラジル音楽好きにおすすめです。
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